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ECサイト運用担当者の仕事内容や向いている人は?種類やスキルも解説

- コラム

2024.10.28

ECサイトで商品を売買することが日常となった現代のアパレルEC市場(オンラインストア)。

年々影響力を増しているアパレルEC市場において、根幹を担うEC運用担当者。

今回の記事では、EC運用担当者の仕事内容とは何なのか、どういった人が向いているのか、どんなスキルが必要なのか、そして未経験転職は可能なのか、といった様々な疑問をについて解説していきます。

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目次
  1. ECサイト運用の種類
  2. ECサイト運用担当の仕事内容
  3. ECサイト運用に向いている人の特徴
  4. ECサイト運営に必要なスキルセットや実務経験
  5. ECサイト運営への転職で優遇されるスキルセット
  6. 未経験でもEC運用担当者に転職することできるのか?
  7. ECサイト運営が「辛い」や「やめとけ」と言われる理由
  8. ECサイト運用担当者のまとめ
  9. アパレル業界の求人探し・転職なら「for people」

ECサイト運用の種類

近年では市場の拡大により、私たちにとって馴染み深い存在の一つになってきたオンラインストア。

今日ではECサイトを通じて洋服などを購入する人が急増しており、その需要は今後も拡大し続けるでしょう。

今回はそんなEC業界の中でも、「ECモール」を解説します。

ECモールを運用するとは具体的に何をするのか、そもそもECモールとは何なのか、まずは基礎的な部分からおさらいしていきましょう。

▼2つのECサイト運用の種類

ECモール運用とは?

ECモールとは、簡潔に説明するとオンライン版ショッピングモールのことです。

Amazonや楽天市場、ZOZOTOWNのように、複数のネットショップが一つの大型サイトに集約され、ユーザーはオンライン上でありながら、まるでショッピングモールにいるかのように複数の店舗の商品を閲覧・購入ができる点が特徴です。

ECモール運用とは、モール内での商品販売までに必要なあらゆる業務を担当することです。

具体的には商品企画や仕入れ・在庫確認などから、商品情報登録や受注管理などの業務が挙げられます。

モール毎に特性が異なる点と、常に変化し続けるアルゴリズムを把握して対応し続けることが必要な業務です。

自社ECサイト運用とは?

自社ECサイト運用とは、独自ドメインを取得し、自社でECサイトを構築・運用する業務のことです。

具体的にはshopifyやBASEなどのCMSを使用して構築され、Google検索やSNS、Web広告などの複数のチャネルから集客ができる点から、ECモールと比べて業務の幅が広い点が特徴です。

ECサイト運用担当の仕事内容

年々市場規模が拡大しているEC市場。運用担当者の需要も拡大し続ける一方、業務内容は多岐に渡るため、やりがいは大きいでしょう。

この章では具体的に、ECサイト運用者がどんな業務を担当しているのか、何を目的としているのかを解説します。



▼ECサイト運用担当の5つの主な仕事内容

商品販売戦略立案

どのような商品を・誰に・どんな値段設定で・販売するかを検討します。

市場・トレンド調査や競合分析・お客様のニーズ分析などを行い、売れる商品の企画を立案します。

仮に販売する商品が決定できても、製造や仕入れ・販売などの工程に費やす時間も考慮する必要があり、気がつけばトレンドの時期が過ぎている、という事態は必ず回避する必要があります。

常に世の中のトレンドを予測し続けた上で、商品の販売戦略を立案することが重要です。

マーケティング

集客や販売促進のための活動を行います。

具体的にはSEO対策・広告出稿・SNS運用・メールマーケティングなど様々な手法を駆使して行い、それぞれの手法毎に異なって存在する顧客層に的確に自社商品を訴求する戦略を練ることが目的です。

特にSNS運用に関しては、変化し続けるSNSのアルゴリズムに対して、相性の良いマーケティング方法を常に模索し続ける必要もあるので継続力と探究心が必要です。

サイト制作・更新

主にECサイトのデザイン・構築を行います。

また、商品ページの作成やキャンペーン情報の掲載・サイトの使いやすさ改善なども行うので、ECサイト運用における根幹を担う業務とも言えるでしょう。

こちらの業務もまた、「お客様が何を求めているか・どうしたらお客様が気に入ってくれるか」

という意識を常に持つ必要のある、重要な業務のひとつとなっています。

受注・在庫管理

お客様から注文を受けた際、適切かつ迅速に対応し、発送手配することを行います。

具体的には注文内容の確認・入金確認業務から、商品の在庫状況の確認なども行い、常に最適な在庫量を維持し、欠品や過剰在庫を防ぐ役割を担います。

ユーザーに商品をまた購入をしたいという気持ちを訴求するためにも、迅速に作業することが求められる業務のひとつです。

カスタマーサポート

商品に関する質問や配送に関するお問い合わせや、返品・交換対応など、お客様からのあらゆるお問い合わせに対応する業務です。

カスタマーサポートはユーザーが運営側と直接コミュニケーションが取れる唯一の部署なので、担当者はその企業・ブランドの代表だという気持ちを持って業務に臨みましょう。

ECサイト運用に向いている人の特徴

パソコン業務が好きで、好奇心と地道に継続して業務に取り組むことができる人が、向いていると言えるでしょう。

尚且つ地道にコツコツ努力を続けることができる人です。

アパレル業界であればどんな業務にも共通することではありますが、EC運用担当者は常に変化し続ける業界のトレンドに対応しなくてはいけません。

何を準備し、何を意識すれば良いのか、下記の段落でさらに具体的に解説します。

▼ECサイト運用に向いている人の4つの特徴

好奇心旺盛で、常に新しい情報にアンテナを張っている人

EC業界は常にトレンドと隣り合わせの領域のため、最新の情報や技術をキャッチアップし続けていく必要があります。

新しい情報に積極的に触れていき、学び続ける姿勢を持つ人は、ECサイト運用業務で成功する可能性が高いでしょう。

何事にもアンテナを貼り続けていく意欲的な姿勢が求められます。

数値に対する苦手意識が少ない人

ECサイト運用担当者は、常に数字を注視しなくてはいけない仕事でもあります。

アクセス状況や売り上げデータなどを分析し、課題を発見し、改善していく姿勢が求められます。

そのため、数字を扱うことが得意で、且データを見て論理的に結論や提案を導き出せる人が向いています。

しかし、最初は苦手でも業務を通して徐々に慣れていく方もいるため、序盤は業務内容に必死についていく姿勢が重要となってきます。

お客様視点で物事を考え、お客様満足度を追求できる人

ECサイト運用担当者は、常にお客様第一で行動する必要があります。

お客様の立場に立って物事を考え、お客様満足度を高めることを念頭に置くことができる人が重要です。

さらに、潜在顧客の集客から既存顧客のリピートまでも網羅的に考える必要性もあるため、お客様に商品やサービスを提供する立場として、お客様満足度を常に追う姿勢を持つことが重要です。

泥臭い作業も目標達成のためにやり切ることができる人

ECサイト運用は、すぐに成果が出る仕事ではありません。

地道な努力を続け、根気強く課題に取り組んでいく必要があります。

そのため、責任感を持って最後まで諦めずに業務をやり遂げられる人が、ECサイトを成功に導くことができるでしょう。


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ECサイト運営に必要なスキルセットや実務経験

▼ECサイト運営に必要な2つのスキルと経験

マーケティング経験・スキル

ECサイト運用には、魅力的な商品を企画し、効果的に販売するためのスキルや経験は必須です。

最低限以下の経験・スキルを持ち合わせていると、ECサイト運用業務でも活躍できるでしょう。


コピーライティング

商品の魅力を伝えるための文章作成スキル

写真撮影

商品の魅力を引き出す写真撮影スキル

価格設定

利益を確保しつつ、お客様が納得する価格を設定する

販売促進

キャンペーン企画、クーポン発行など、販促施策を立案する

受注管理・お客様対応スキル

EC運用担当には、注文受付や入金確認、配送手配など受注処理業務を正確に行うことが求められます。

電話、メール、チャットなどを通じて、お客様からの問い合わせに対応し、お客様の悩みに可能な限り素早く正確に対応しましょう。

ECサイト運営への転職で優遇されるスキルセット

▼ECサイト運営への転職で優遇される4つのスキルセット

Webマーケティングスキル

ECサイト運用への転職を希望している方には、webマーケティングの知見があると非常に重宝されることでしょう。

集客や売り上げ向上のための戦略立案に必要なスキルから、SEO(検索エンジン最適化)に対する知見、SNSマーケティング、メールマーケティング、アクセス解析など、無数に存在するタスクに対応できるだけのスキルを持っていると優遇されます。

もちろんこれらスキルや経験を持っていなくても、転職自体は可能です。

ECサイト構築・運用スキル

ECサイトの設計や構築、運用に必要なスキルを持ち合わせていると、より業務として対応できる幅が広がるので重宝される傾向にあります。

具体的にはHTML、CSS、JavaScriptなどのコードに対する知見を持っていたり、WordPressやShopifyなどのCMSも活用できると非常に良いでしょう。

分析・改善スキル

サイト分析にはGoogle Analyticsなどのツールを用いたアクセス状況を分析が必要です。

各施策の効果を測定して改善につなげるのみならず、問題の原因を分析し、効果的な解決策を導き出すスキルも求められます。

そのため、Microsoft ClarityやUbersuggest、Excelなどを使いこなすことができると良いでしょう。

Photoshopや、Illustratorの操作スキル

EC運用担当業務には、「ささげ」と呼ばれる、商品の撮影・採寸・原稿という業務が存在します。

基本的にはどのモールやサイトを運用していてもその業務は必須で、その業務を遂行するために必要なスキルが画像編集アプリの操作スキルです。

具体的にはPhotoshopやIllustrator等のバナーや写真等を加工アプリから、近年ではCanvaやCapcutなどを扱える技能も所有していると重宝されます。

未経験でもEC運用担当者に転職することできるのか?

結論から申し上げますと、未経験からの転職の難易度は高いです。

基本的なPCスキル(Excel、VLOOK関数など)を所有していれば良いという求人も散見されますが、実務経験がある上で即戦力として採用したい、という求人が多いです。

ただし、もし実務経験やスキルが無いという場合でも、EC運用業務に必要なスキルを専門的に学習できるECスクールなどに通うと、卒業後に即戦力としての採用が期待できます。

弊社株式会社フォーピープルでも、「アパレルECアカデミー」という、未経験からのEC運用業務への転職を目的とした技術を学ぶオンラインスクールが存在します。

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ECサイト運営が「辛い」や「やめとけ」と言われる理由

ECサイト運営業務は、業務内容の幅広さや求められる専門スキルの高さから、否定的な意見を持つ方が多くいらっしゃることが事実です。

この章では、ECサイト運用業務への転職支援も多くサポートしてきた弊社株式会社フォーピープルが、ECサイト運用業務になぜネガティブな印象があるのかも具体的に解説します。

▼ECサイト運営が「辛い」や「やめとけ」と言われる3つの理由

業務が多岐に渡り高い処理能力が求められるから

ECサイト運営は、仕入れ・サイト制作・マーケティング・受注管理・お客様対応・配送・在庫管理など、多岐にわたる業務をこなす必要があります。

大手企業とは異なり特に中小企業のECサイト運営業務はこの傾向が高く、分業化されていないために様々なスキルや経験を求められるケースが存在します。

成果が出るまでに時間がかかる

こちらも非常に注意すべき点ですが、ECサイト運営はすぐに結果が出るわけではございません。

SEO対策や広告運用など、効果が出るまでに時間がかかる施策も多く、地道な努力を続ける必要があります。

長期的な目線を持って地道に結果が出てくる業務のため、やりがいを感じにくいポイントも多くの人に好まれない要因として挙げられます。

緻密な作業が多い

ECサイト運営は、細かい作業の積み重ねをどれだけできるかが成果に直結します。

淡々と成果に向けて泥臭い作業をこなせる人材が適しており、忍耐力と高い集中力が必要とされます。

元々実務経験がある方は問題ないですが、未経験の方にとってはその緻密な作業の多さにマイナスなイメージを抱く傾向にあるようです。

ECサイト運用担当者のまとめ

ECサイト運用は、アパレル業界においても重要な役割を担う仕事です。
モール型と自社型で業務の幅は異なりますが、いずれも商品企画から販売促進、在庫管理やお客様対応まで幅広いスキルが求められます。
向いている人は、最新の情報を吸収し続ける好奇心や、数字を扱う力、そして顧客視点を持って地道な作業を積み重ねられる人材です。
即戦力が優遇されやすい分野ではありますが、未経験でも学習やスクールを通じてスキルを身につければキャリアの道は開けます。
大変な面がある一方で、成果が数字や売上に直結するやりがいの大きい仕事でもあるため、自分の適性を理解し、長期的に挑戦していくことが成功のカギになるでしょう。

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(文:矢口 裕久)

Author Profile

田中 弘武
株式会社フォーピープル
代表取締役

文化服装学院を卒業後、SPAレディースアパレルで営業・MD職を経験、
その後OEM企業での営業生産職を経て株式会社フォーピープルを設立。

アパレルOEMに加え、EC出店代理店事業やイベント事業を経て、
現在はアパレル業界に特化した転職支援事業を主軸とした営業会社というビジネスモデルを確立。
デジタルとアナログのクロスマーケティングを得意とし、業界内外の様々なネットワークを駆使し事業を拡大している。

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