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アパレル業界の志望動機|未経験転職でも採用される書き方を解説。

- NEWS

2024.08.11

 

「大好きな洋服に囲まれて仕事がしたい」

そんな想いを持ってアパレル業界を志しているあなたへ。

未経験から挑戦するアパレル業界、志望動機の書き方は知っていますか?

選考の突破に大きく関わる志望動機に関する書き方のコツや手順などを、

アパレル業界に特化した転職事業を展開する株式会社フォーピープルがお届けします。

 

志望動機を書く前にやるべきこと

「応募しているブランドが好きだから」「そのブランドの洋服を毎月購入しているから」

そんなざっくりした想いで志望動機を書こうとしていませんか?

特定のアパレルブランドで働くことを志す以上、そのブランドを好きな気持ちは重要です。

ただ、同時にそれはアパレルブランドを志す人にとっての前提条件でもあるので、

他の志望者と差別化するためにも、「なぜ」そのブランドが良いのか分析していきましょう。

 

志望先のブランドの情報を徹底的に読み込む

当たり前ですが、特定のアパレルブランドに勤める方はそのブランドについての知識が求められます。

そのブランドが販売しているアイテムだけでなく、そのブランドのコンセプトやターゲット層、

歴史やデザイナーのことまで、そのブランドへの理解を深めることが必要です。

志望するブランドのHPやSNS以外にも、実際に店舗へ足を運んで雰囲気を知ったり、

そこに勤める販売員の方にお話を伺うことなどもしておくと良いでしょう。

 

志望先の求人情報をしっかり読み込む

志望しているそのブランドは、どんなポジションにどんな人を求めているか把握できていますか?

求人情報には企業が求める人物像や必要なスキル・経験などが記載されています。

これらの情報を参考に自分の強みや経験と照らし合わせ、

企業のニーズに合致する部分をアピールすることを意識しましょう。

 

なぜ志望しているのか客観的に書き起こす

どの業界でも企業でも共通ですが、組織の一員として働きたいのであれば、

業界・企業の志望理由、自分のやりたいことなどを明確にしなくてはいけません。

なぜそのブランドにお客様ではなく働き手として関わりたいのか、

そもそも何がしたくてアパレル業界を志しているのか、客観的に書き出してみましょう。

書き出す際には、可能な限り具体的なエピソードや経験を交えながら、

自分の熱量や志望動機を明確にすることが重要です。

 

アパレル業界の志望動機の書き方の手順

アパレルEC担当業務

同じブランドを志望する方が多いアパレル業界。

他の希望者と差別化を図るためにも、「なぜ」自分がそのブランドを志望しているのか、

どのような点でブランドに貢献できるのかを見つめ直してみましょう。

 

STEP1.書くべき内容を箇条書きにまとめる

そもそも、志望理由書を通して伝えたい内容とは何でしょうか?

大まかに志望動機でまとめるべき点は以下の3点です。

 

①なぜアパレル業界を志望するのか

②なぜその企業/ブランドを志望するのか

③自分の強み・経験 ・具体的なキャリアビジョン

 

仮に自分の過去の経験と志望している部門の業務内容に大きな違いがあっても、

課題に対してどのような考えを持ってどのように取り組んだのか、

チームで仕事をする時にはどんな役割を担うことが多かったか、

などを書き出すと、求められるスキルと一致している点が見えてくるかもしれません。

 

STEP2.書くべき内容に優先順位をつける

志望動機は文字数が限られていることがほとんどです。

仮に文字数に制限が無い場合でも、長く書けば良いという訳ではないので注意が必要です。

自分が最もアピールしたいことは何なのか、自分の魅力は何なのか、

優先順位を意識して簡潔に書くことによって、

より効果的で他とは差別化された志望動機が作成することが可能です。

 

STEP3.結論→理由→入社後の展望の構成で書く

実は多くの方が見落としがちなポイントですが、志望動機そのものにも適切な書き方が存在します。

どの業界でも企業でも、以下の順番で書くのが一般的なので、一度おさらいしましょう。

 

①結論:なぜそのブランド(企業)を志望するのか簡潔に述べる

②理由:志望理由を具体的に説明する(STEP1で書き出した内容を参考に)

③入社後の展望:入社後に何を目標に達成したいのか・貢献したいのか

 

上記の3点を簡潔にまとめられるよう、推敲を重ねて完成に近づけていきましょう。

 

アパレル業界未経験でも採用される志望動機のポイント

弊社の転職支援実績から判断しても、アパレル業界未経験からアパレル業界への転職自体は可能です。

しかし、中には販売員職の経験がある方や服飾の専門学校卒など、

アパレル業界に詳しい方も毎年多く志望します。

ではその場合、業界未経験の方は何を意識して志望動機を作成すれば良いのでしょうか?

以下の観点から、ご自身が留意すべき点を確認しましょう。

 

企業やブランドの理念への共感を示す

アパレル業界では、それぞれの企業やブランドが独自の強い価値観や理念を持っていることが多いです。

展開するアイテムが類似していても、

ブランドによってそこに込められたメッセージも大きく変わってくるので、

組織の理念や価値観にどのように共感したか具体的なエピソードなども交えて説明すると良いでしょう。

 

企業が求める人物像と一致していることを示す

その企業が求める人材を見極めるためには、

求人ページだけでなく企業のHPも見ることをおすすめします。

その企業の社史や社長(デザイナー)メッセージ、社員インタビューや口コミなどからも、

その企業の社員の性格や社風を把握し、それに合致する自分の強みや経験をアピールしましょう。

他にも、実際に店舗へ足を運んで直接洋服に触れたり、店舗スタッフの方とお話ししてみるのも良いでしょう。

 

自分の強みをアピールする

どの企業でも共通していますが、採用側はあなたがどんな人間なのかを知りたいと思っています。

仮にアパレル業界での就業経験が無かったとしても、他の業界で培った経験が活きてくることも多々あり、

接客経験やコミュニケーション能力、語学力、チームワークなどは大きく評価されるでしょう。

また、近年ではSNSでの発信力なども評価に値することがあり、

数万人規模のフォロワーを獲得している方や、

自身のコンテンツで多くのエンゲージメントを獲得した経験があればアピールすると良いでしょう。

 

受ける企業への理解が深い内容にする

アパレル業界には無数の企業やブランドが存在し、

全く理念が異なる企業があれば、非常に類似している企業も多く存在します。

そこで重要なのが企業研究。その企業にしか無い強みや特徴、

課題などを理解した上で志望動機を作成すると採用側にも熱意が伝わりやすくなります。

 

表面的な「好き」だけで終わらせない

アパレル業界の志望動機を作成する上で非常に注意が必要なポイントです。

「ファッションが好き」「おしゃれが好き」という人が多く集まるこの業界、

その上で何がアピールできるのか、何が他の志望者と異なるのか、

単なる「好き」ではない、「なぜ」好きなのかを言語化できると良いでしょう。

 

アパレル業界の志望動機での注意点

それまで自分が好きだったブランドや、

よく商品を購入していたブランドで働くことを志す人が多いアパレル業界。

それ自体は全く問題ありませんが、志望動機を書く場合は注意が必要です。

何を気をつければ良いか、心がけるべきポイントは何なのか、重要な点を解説します。

 

好きなブランドでも「ファン目線」はアピールしすぎない

そのブランドへの愛を伝えることは重要ですが、伝えすぎることは要注意です。

そのブランドを志す以上、そのブランドのファンであることは当たり前ですので、

長い文章を使用してアピールするべきポイントではありません。

あまり顧客の目線のみでありすぎると、

入社後の社風に対するギャップなどで辞めてしまうケースもあるので気をつけましょう。

 

志望動機に「嘘」は書かない

こちらも面接では基礎的な要素ですが、面接で深掘りされたら困るようなことを書くのはやめましょう。

未経験なのに「経験豊富」、所有していないのに「〇〇の資格を持っている」などの発言は、

後々自分の首を絞めることにつながるので控えるべき発言です。

面接官はこれまで数多くの志望者を見てきたプロです。

正直な自分を面接でアピールしましょう。

 

論理的な文章を心がける

志望動機とは、あなたの情熱や考えを採用側に伝えるツールです。

その情熱を伝えることは良いですが、あまりに抽象的な表現を多用することは厳禁です。

情熱の中に論理的な文章も交えてアピールすることで採用側からの印象も良くなり、

書類選考や面接の通過率が高くなるので意識しましょう。

 

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(文:矢口 裕久)

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